心臓移植の募金目標達成 麻生さん長男
今月8日に行われた第90回全国高校ラグビー大会決勝で主審を務めた麻生彰久さん(34)=福岡市=の長男で、拡張型心筋症に苦しむ修希ちゃん(2)を支援する「修ちゃんを救う会」は12日、米国で心臓移植手術を受けるために協力を呼び掛けていた募金が目標額の1億5千万円に達したと発表した。
大会決勝後の閉会式で、両校優勝となった東福岡高(福岡)と桐蔭学園(神奈川)の主将が麻生さんに募金箱を手渡したことが話題となり、同会には大会後「募金に協力したい」「頑張ってください」など100件以上のメッセージが寄せられ、募金も増えたという。
同会によると、米国の病院から受け入れの内諾を得ており、2月上旬に渡米する予定。
麻生さんは「多くの方が命をつなぐために尽力下さった温かい思いは、必ず修希に届き、良い結果をもたらしてくれると信じています」とコメントしている。 (サンケイスポーツ紙より)